講師 初心者向け・デジタル一眼体験教室 | 2011年 | JUN MATSUO PHOTOGRAPH

講師 初心者向け・デジタル一眼体験教室

講師 初心者向け・デジタル一眼体験教室

Cafe REGALO

2011.5.22

広島のカメラ屋「カメラのサエダ」とNikonによる初心者さん向けの教室が開かれました。
私が始めて自分の一眼レフを買ったのがサエダ。その時勧められた機種がNikon製でした。写真について初心者だった私はカメラの扱い方も分からず、よくサエダに行っては店員さんに恥を捨てていろいろ質問していました。
そして時は過ぎ、こうしてサエダとNikonから講師のお話を頂ける様になったことをうれしく思います。

教室が開かれたのは、広島市中区の京橋川沿いにあるオープンカフェ「Cafe REGALO」。川風がとても気持ちいいです。 しかし当日はどんより曇り。この日の天気予報は雨だったので、こうして降らなかっただけマシですが。

Cafe REGALO
Cafe REGALO
講座パンフレット
川を見ながらのんびり出来る

開始30分前になると、参加者さんたちがぞくぞくと来られました。ご夫婦や親子、友人同士、お一人参加の方まで、年齢層もバラバラです。
持参されたカメラを手に、いかにもプロっぽい方もおられて、本当に初心者?とびくびくしました。

今回はNikonからD3100という機種の貸し出しがありました。
数日前自宅に届いたデモ機を持って、その軽さと小ささにびっくり。私の持っているバッテリーパックが付いたD700とは大きな違いです。

そんなD3100のコンパクトさに驚きを感じていたわけですが、同じことを思っていた人がもう一人。
今回の教室が始まる寸前、一人の幼いお子様が
「D3100って小さくて軽いよねぇ」
と独り言のように…。しかもその手には持参したマイデジ一。
その少年のお母さんいわく、小学校で写真クラブに入っていて、家でも説明書をずっと読んでいるとか。
親子二人で参加されていたのですが、少年がお母さんにカメラの扱い方を説明しているほどです。

Nikon D3100
貸出機のD3100

小学生
自分のデジ一を持つ恐るべし小学生

さていよいよ教室がスタート。
ランチスペースが狭かったという意見もありましたが、私は皆さんと至近距離だったのでやりやすかったです。しかも講師席という分離されたものはなく、参加者さんに埋もれていました。

カメラ勉強会の風景1
ちょっと狭いランチスペースで勉強会
カメラの説明中
必死にカメラの説明をする

まずは簡単な自己紹介を経てカメラの使い方や設定の話に入りました。
参加者さんの手には貸出機のNikonD3100。
説明してはちょっといじってもらい、進行していたわけですが…想像以上に一つ一つの項目で時間がかかりました。初心者さんの目線になって分かりやすいように話していたつもりですが、それでも説明の通りにはカメラを操作出来ない方もいらっしゃいました。
そういう時は一対一で手取り足取り教えていくわけです。私は近くに座っていた方たちを、あとはサエダとNikonのスタッフさんたち5人が手分けして教え歩いていました。
私一人だったら絶対大変だったと思います。スタッフの方がいて大助かりでした。
口頭だけの説明で進行していくより、初心者さんにはこういう教え方が一番いいはず。それに分からない箇所を一対一で説明して解決していくのが私には楽しかったです。

ある女子「(フォーカスポイントが)赤くならないんですけど」
私「あ、電源が入ってないです」
そんなかわいい質問をされたり。

カメラ勉強会の風景2
カメラ勉強会の風景3

昼食も終わり屋外撮影に出掛けました。
皆さん最初から道端の小さなところまで目を配っていて、必死にいろんな体勢で写真を撮っていました。
これは意外。もっとずらずらと私の後を付いて周り、写真を撮るのかと思っていましたが。見事にものの数分で隊はばらけ、振り返って待ってみても合流出来ません。
いや〜楽しそうで結構!写真を撮るならこうでなくちゃ。まとまりのない状態が逆にうれしかったです。
屋外撮影はいちを自由行動ということもあり、後ろの方はスタッフさんに任せ、私は第一陣と先へ進みました。人数も減ったせいか、一対一で詳しく教えることができ、これぞマンツーマンレッスンと言った感じでした。
私はこういう少人数に深く教えていくスタイルが好きだなと実感。

散策したコース
前もって下見していたコースを散策

時間があっという間で、あと10分しかない!あと5分しかない!と焦り、撮影の終盤はほぼ駆け足でした。講師が集合時間をオーバーしてしまいました…。

集合場所は昼食を取ったカフェのパーティールーム。ここにプロジェクターを設置し、皆さんにこれぞという一枚を提出してもらい講評会をしました。

Cafe REGALOのパーティールーム
講評会会場はCafe REGALOのパーティールーム
作品にコメンやアドバイス
皆さんの作品にコメンやアドバイスをする
講評会風景
一生懸命講評を聞いてくれています

驚くほどいい写真もあり、皆さん初めてなのにしっかり撮れていたように思います。
4歳くらいの幼いお子様が撮った、ピントがしっかり合った写真にも感動しました。
私が思った良い点、もっとこうしたらというアドバイスを踏まえてお話しました。

こうして教室は終了しました。
最後に「一緒に写真を撮ってください」と言ってくれた女性や、「サインをください」と色紙を持って来てくれた人もいました。うれしかったです。
一人一人ともっと話したかった、接したかったというのが今回の心残りです。

参加者さんたちが去ったパーティールームでは、Nikonのスタッフさんが機材の片付けを始めていました。
どことなく寂しい気持ちでその場から離れることが出来ず、いつまでも席に座ってぼんやりしていました。

講師第二回目。前回とは違い、また新たな経験になりました。
初心者さんの疑問とは、知りたいこととは。頭で考えただけでは分からないもので、実際に接してみて発見したこともたくさんありました。
こういう教室を通して自分自身も初心に戻り、純粋に写真を撮る楽しさを感じることが出来そうです。